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省エネ性能に関わる上位等級が施行されます! ー住宅性能表示制度ー

省エネ性能に関わる上位等級が施行されます! ー住宅性能表示制度ー

住宅性能表示:断熱性能等級5/一次エネルギー消費量等級6が施行

2050年カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現に向けて、令和3年12月1日に公布された「住宅性能表示における省エネ性能の上位等級」が、令和4年4月1日より施行されます。

現行の住宅性能表示制度では、「断熱性能等級4・一次エネルギー消費量等級5」が最高等級でありZEH相当や、それを上回る省エネ性能を評価することができなかったため、新たにZEH水準の等級「断熱性能等級5/一次エネルギー消費量等級6」が創設されました。ハウスジーメンの住宅性能評価業務も、4月1日より申請受付を開始します。

断熱性能等級5/一次エネルギー消費量等級6の基準

下記が「断熱性能等級5/一次エネルギー消費量等級6」の基準を含めた一覧表となります。
当然、より厳しい基準となりますが「一次エネルギー消費量等級6」では、「太陽光発電設備によるエネルギー消費量の削減は見込まない」点がポイントとなります。

こどもみらい住宅支援事業」では、上記を活用することにより、お施主様に最大限のメリットをご案内できますので、下段の「こどもみらい住宅支援事業への活用」もご参照ください。

こどもみらい住宅支援事業への活用

既にスタートしている「こどもみらい住宅支援事業」では、予算的に再生可能エネルギー等の設置が難しく、BELS評価書の取得(ZEH/Nearly ZEH/ZEH Ready 等)ができない場合でも、住宅性能評価(設計住宅性能評価書または建設住宅性能評価書)で、断熱性能等級5/一次エネルギー消費量等級6に適合すれば、「補助額100万/戸」に該当しますのでぜひご活用ください。

また、上記で取得した住宅性能評価書が、「住宅ローン減税」の証明書類となることが考えられます。
住宅ローン減税」については、こちらの記事をご覧ください。

まとめ

今回は「住宅性能表示における省エネ性能の上位等級」についてご案内いたしました。
2050年カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現に向けて、省エネ対策の強化として、認定長期優良住宅・認定低炭素住宅・建築物省エネ法に基づく性能向上計画認定に係る誘導基準がZEH相当の水準(断熱等性能等級5/一次エネルギー消費量等級6)に引き上げられます(令和4年10月1日より)
さらに、住宅性能表示制度における「さらなる上位等級」も予定されています。このあたりの詳しい情報は、改めてご案内いたします。

私たちハウスジーメン(MSJグループ)では、住宅性能評価や住宅かし保険、各種証明書などを通じて様々な角度から、皆様のお役に立てるよう業務に努めて参ります。

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